こども | はんなり時間

はんなり時間

好きなものについて。
本と、京都と、食と、cafeと、海と、旅と、沖縄と、家族とかについて。


50音blog「こ」は「こども」。


最近息子氏は、お名前をよぶと、
はいっと手を上げる。
あちゃー!というと、
両手を顔にあてて「あちゃー!」とい格好をする。
「むーすこしかーわうぃー!」というと、
両手を胸にあててツイストするダンスを披露してくれる。←ちゃらい。


去年の今ごろは、
まだ寝返りもできなかったのに!
ソファに寝転がしておいても
全然危険じゃなかったのに。
いつのまにかソファには自分で登り降りするようになって、
どや顔でたっちもするようになって、
期待させつつあんよはなかなか上達しーひんけど笑、
それでもすっかり赤ちゃんじゃなくて子どもになった。


子どもの一年の成長っていうのはものすごい。
大人はなんにも変わらへんのに、
子どもはその環境からあらゆるものをぐんぐん吸い込んで、
あっというまに成長してゆく。


昨日、私のママのお友達と、そのこどもたちと遊んだんやけど、
お友達の息子くん(もうすぐ一歳半になるのかな)が、
車のおもちゃが大好きで、
車がたくさん載ってる絵本をみて、
「わぁぁぁっ!うきゃーーー!」と、
ものすごいテンションで喜んでた。
翻訳するとおそらく、
「うきょーーーー!これおれの好きなブルドーザー!
なんてなんてかっこいいの!
ブルドーザーかっこよすぎまじ最高
ブルドーザーーーーー!」
というところかと思われます。
※というかブルドーザーじゃなくてもっと難解な車やった気もするんやけど
あかん全然覚えられへん。


それをみていて、
もうなんかじーんときてしまった。
そのお友達はいつからかな、生後半年くらいからずっと遊んでいて、
最初はもちろんお座りだってできなくて寝転がっていて、
ママ同士で子どもたちをみて、
かわいいねぇかわいいねぇと言っていたのに、
今はその子ども自身が
自分の手で何かをつかんで自分で感動してる。


すごいなぁ子どもの成長はほんとうに早い。
と、いうことと、
絵本をめくってブルドーザーが出てきたというただそれだけのことに、
ほんとにほんとに嬉しそうに喜べるこどもの無垢な気持ちに、
おばちゃん感動。


「子どもは素直でいいねぇ!
私最近こんなテンション高く喜んでたことあったかな」
って言ったら、
友達が、
「子どもが初めて立ったとか、
初めて一歩を踏み出したとかくらいだねぇ。」と言っていて、
ほほうなるほど!
と、一人で納得した。


こどもたちはその小さなからだで、
身の回りのものをぐんぐん吸い込んで、
大人から見ると取るに足らないようなことに感動して成長してゆく。
大人たちは、そうして成長する子どもたちをみて、
たまに泣いちゃうくらい感動させられる。


世の中といふものはうまくできてるよなぁ。
大人と子どもはでも、
ちゃんと与え合って生きてるんやなぁ。
としみじみ思った夏の終わり。
だから子どもにこどもだましなんてものは通用しーひんし、
子どもともちゃんとまっすぐ向き合っていこう、
と、改めて思いました。


そういったわけで、
今日も離乳食を食べへん我が子に真正面から振り回される母ちゃんであります。
うっうっうっ。