夏 | はんなり時間

はんなり時間

好きなものについて。
本と、京都と、食と、cafeと、海と、旅と、沖縄と、家族とかについて。



毎年のように、
夏がくれば「あぁ暑いのむり、冬の方がまし」と言い、
冬がくれば「あぁ寒いのむり、夏の方がまし」
と思いながら生きてきました。


が、数年前にそれは間違いだと気づいたのです。
そうですわたしは冬の寒さにはまったく耐えられないけれども夏の暑さはしのげるのだと。。。!!


思えば中学生の頃。
バレー部やったわたしは、京都のあっつい夏の盛りに、
サウナかというような体育館で
毎日スパルタトレーニングをうけていたわけですが、
それ
嫌いじゃなかってんよなぁ。


むしろサウナ状態での練習って爽快やったそういえば。
毎日2リットルのペットボトルにお茶いれて
それ全部飲み干すまで練習してたけど
いやーあれは楽しかった。


しかも私は気づいたのです。
暑ければ海にはいればいい!
それだけ!
あいらぶうみ!
いっつしんぷる!


そもそも私はじりじりと焼けるような太陽っていうのが
嫌いじゃない。
いや好きなのです。
だから
「今年こそ美白する!」
と言っては南国へですね、
でかけてしまうのです。
だめですほんと日焼けはだめですよいやほんとうに。


それに気づいてからは夏がほんとうに楽しくなった。
これは自分の中でかなり大きな気づきやったようん。
冬より夏が好き、っていうのは。


去年のあの猛暑の中
生後3ヶ月とかの息子氏をスリングに入れて
ほぼ24時間ぴったり密着して過ごすという
もはや何かの罰ゲームかというような生活も
そこまでは苦じゃなかった。


しかしですね。
それに気づいてしまったからには避けられない事実。
そうです私は冬が嫌い。ああだいっきらい。


中学生の頃はさ
冬の寒い中手をつないで好きな人と一緒に帰れるなんてすてき(はーと)
とか思っていたような気もする。
そんな気もするんやけど、
私は今やそんなぴちぴち若くない。


寒いのは無理だ。
どんだけ好きな人がいたって寒いもんは寒い。
ほんとうに無理だ。


何がいやって、
あの冬がもたらす閉塞感。
肩をきゅっとすぼめて歩くあの感じ。
肩こりひどくなるしさ!!


それに比べて夏の解放感!
そして何よりも
夏がもたらすあの怠惰な感じ。
そりゃ南国の人はゆるゆるとなってゆくよ。
やる気なくなるもん暑ければ。
やる気のない感じというのは
私のとても好きな感じです。


とか書いてて思ったんやけど、
これは結局自分がどういう風にありたいかってところに似てる。


寒い冬の中、窮屈に肩をすぼめて生きるんじゃなくて、
暑い夏の中、ゆるゆるといい感じにてきとうに生きていたい。


と常に思ってるんやけど、
何ならたぶん小学生くらいの頃からずっとそう思って生きてるんやけど笑、
やっぱりまだまだ肩の力が入っちゃうなぁ。


でもこれは年齢を重ねるとどんどん肩の力は抜けていくよ、
と大好きな姉貴分に言ってもらったので、
そうなっていけるようにこれからも頑張りません。あえて。


しかしこんなこと書いてると、
いろんな人から(特に会社関係)いや充分てきとうすぎるから!
とつっこまれそうではありますが
そんなツッコミはただいま受け付けておりませんのでなにとぞよろしくお願い申し上げます。


あ、あと、冬は嫌いなんやけど、
極寒の地の露天風呂最高。
雪見風呂最高。
あー冬さいこう!
というてきとうな感じでしめたいと思います。


てきとう万歳。
ゆるゆるゆる。