ワードローブ | はんなり時間

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好きなものについて。
本と、京都と、食と、cafeと、海と、旅と、沖縄と、家族とかについて。



50音に何年かかってるんだという話ですが、
50音ブログもあと少しとなって参りました。
知ってますかわたしはこのブログのモチベーションをあげるために、
MacBook Airを買いました。
物欲というのはすごいものですね。
(ひとごと)
ところでどうするんだあと2音。
まあいいか。


さて「わ」は「ワードローブ」というわけで。


好きなものはなんですかとか
趣味はなんですかとか
そういうことを聞かれて、
ぱっと思い浮かべるものってあんまりないなーとか
思って長年過ごしてきましたが。
どうやら私は服が好きらしい。
まあ結構好きかなーとは思ってたけど、
いやまあ結構というか相当好きらしい。


思い返してみると、
たぶんもう小学生の頃からもうずーーーーーっと好きなんやと思う。
服が。


私のお母さんはお裁縫がめちゃくちゃうまかったので、
(どこいったその遺伝子)
小さい頃三姉妹のお洋服はほぼすべてお母さんの手作りでした。
(ほんとにどこいったその遺伝子)


けどですね私ときたら、
そのうちお母さんに口出しし始めるわけです。
このスカートもうちょっとプリーツ出してとか
丈はもうちょっと短めにしてとか
このワッペンいらないとか。(いらんでしょワッペン)
いやーめっちゃやな顔されてたなー思い出したなー♡
かわいくないなー♡


たぶんそれくらいからもうずっと、
自分なりのこだわりみたいなものがあって、
頭の中にいつも、
こういうのが着たい!
こういうカッコがしたい!
というのがあった気がします。


だからまあやっぱり持ってるお洋服や小物の数も
結構多くて
(靴とか靴とか靴とか)
正直クローゼットの中にどんなお洋服が入ってるのか、
把握しきれてなかったんやけれども。


夏の終わり頃に、
人生で一番大きい断捨離を決行いたしました。
着てない服は売りまくりーの
譲りまくりーの
捨てまくりーの
愛着があったり
思い入れがあったりというお洋服も、
着ないものは思い切って処分しました。


そうしたらもうすっきり。
身も心もすっきり。
気持ちいいのなんの。
手元に残ったのは、
本当に自分が着ていたいお気に入りのお洋服数着のみ。
というわけでまた新たに秋冬のお洋服を買いまくったというのはおいておいてですね。。。


何よりも、
自分のワードローブを把握している、
ということまずそれ自体が、
とてつもなく気もちいい。
朝コーディネートに悩む時間もぐんと減った。
手持ちのお洋服が減ると、
コーディネートを考えるの難しくなるかなとか思ったけど、
全然逆で、
すべて把握してる分、
その中での組み合わせを考えるのがめちゃくちゃ楽しくなりました。


そして、
残ったお洋服をみていると、
なんとなく、
自分の好きなスタイルが見えてきた。


これに関しては私はまだまだ勉強中で、
「自分に似合う洋服」や
「自分のスタイル」っていうのはまだまだはっきりは見えない。
これはもちろん年齢によっても変わってくるんやけど、
その中でも自分の軸のようなものが、
ファッションにはあると思っていてですね私は。
そこがすこーーーーしだけ、
見えてきたような、
気がするのです。


私はほんと小学生の頃からずっと、
女の人は誰でも、
着るものできれいになれると思ってた。
何を選ぶのか。
どこに手をかけるのか。
(お金じゃなくて、手。)
それによって、
絶対どんな人もきれいになれると思ってた。


今もそれは変わってないんやけど、
そのためにはやっぱり、
自分に似合うものを知る、
ってことが、
大切なんやなあと、
30代に突入した今は思います。


なんだってそうなんやけどね。
よくいうけどこれは、
人生と同じだと本気で思います。
ファッションは人生だ。


自分に似合うものは何か。
自分が心地いいものは何か。
何を選ぶのか。


「選ぶ」ということには、
いろんな制約がある。
それはもちろん、
お金だったり、時間だったり、
環境だったり。


例えば私は今期
白い上質なミドルゲージのニットがとても欲しくて
ずっと言ってたわけですが
やっぱりどうしてもじゅにゅー中の0歳児と
あほのかたまりみたいな3歳児と毎日過ごしていると、
白い上質なニットを着て過ごすというのは
ちょっと現実味がない。
だから今期は白いニットは選ばなかったわけです。
(まあYOKO CHANの黒ワンピは買ったじゃないか
あれいつ着るんだよというのはおいておいて。
うんおいておいて。)


けどそういう制約そのものも、
楽しみの一つだったりすると思います。


無限にお金があって
好きなお洋服を好きなだけ買えたら
それはめちゃくちゃ楽しいやろうけど、
それやと自分のスタイルって見つけられへんかもしれへんなと思う。
お金がない中で、
古着を買ったり、
手持ちのお洋服をリメイクしたりしてた、
あの中学生の頃の経験だって、
自分にとってはとても大事だった気がするし。


だからあらゆる制約がある中で、
自分が選んだその一つ一つを、
大切にしていきたいし、
そこから自分に似合うものや、
自分が本当に好きなスタイルが、
見えてくるような気がします。


その上で、
自分が今まで着ーひんかったものを選んだりするのが
最高に楽しいしね。
そういえば私は去年、
オーバーオール
ショートパンツ
スタジャン
あたりにチャレンジして最高に楽しかったです。
この冬はもう一つ
モッズコートを手に入れようとしている次第です。
あとね春は、
膝丈のパステルカラーのひらひらスカートから始めたい。
あー考えるだけで楽しい。


こういうことを考えていると、
きっとファッションは何歳になっても楽しいと思う。
なんなら私は今男児と女児のファッションまで考えられて、
人生で一番楽しいかもしれない。
なんてお気楽な人生なんだとは思うけど♡


これからも自分のスタイルを見つけながら、
いろいろ新しいことにも挑戦していきたいと思います。
ファッションも人生も!