眉 | はんなり時間

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いったい何を言い出すんだこのブログは。
こんばんは。


毎日ブログをアップしようかなと決めたとき
(ぜんぜん毎日できてないけど)
最初にテーマにしようと思ったのは
「眉」でした。


なぜかというとですね。


私はお化粧の中でまゆをかくというのが一番苦手です。
みなさんちゃんとかけますか?まゆ。


そもそも、
お化粧というのは、
人生の中でたぶん最も「独学」の要素が強いものだと思います。
ちがいますかね。
少なくとも私は今まで、
お化粧についての講義をうけたことはありません。


実家で暮らしているとき、
私の場合は
高校3年生までの18年間。
この高校生というのはとても微妙な年齢でありまして。
基本的に、
高校生でお化粧をするっていうのは、
オトナたちにとってものすごく推奨されることではないわけです。
だから高校生の娘にお化粧の仕方を教えるお母さんって、
世にそんなに多くはないと思います。
うちもしかり。


だからといって、
大学生になってから、
わざわざお母さんにお化粧の仕方をきくっていうのもねえ。
なんだかねえ。
ナンセンスじゃないですか。
だいたいお母さんのお化粧とかまねしたくないし。
こちとら10代のピチピチギャルなんやから。
(※ピチピチギャル…昭和的表現)


そんなわけで、
お化粧というのは学校ではもちろん、
親からも教わる機会はないわけで、
女の子たちが独学で身につけてゆくものなわけです。


女子校の放課後っていうのはとても楽しいものでして、
はーほんっと楽しいものなんですが、
友達みんなのお化粧ポーチをひっくり返してですね、
あのマスカラがいいだの
このアイシャドウ貸してだの
わいのわいのお化粧大会が始まります。
で、そういう中でたぶんみんなお化粧の仕方って学んでいくんやと思うんやけど、
まゆってさ。
すんごい地味なパーツなわけですよ。
特にお化粧をし始めたばかりの
ピチピチギャルにとっては、
まゆとかささっとかいて、
メインのマスカラとかアイラインとかの華やかな行程にうつりたいわけですよ。
アイラインの引き方とかは、
そりゃあもうみんなでわいのわいの教え合うわけですよ。
あーほんと楽しかったな放課後。


そんなわけでピチピチギャルの頃はまゆなんぞ軽視しちゃってですね。
その後もお化粧ごときでわいのわいのきゃぴきゃぴすることはなくなってですね。
そうして気づけばアラサーになるわけです。
やだ怖いホラー。


というわけで、
ピチピチギャルの頃まゆを軽視したあまり
アラサーになって、
ちょっと待ってまゆ書くのわたしすんごい苦手。
みたいな状態に陥るわけです。
眉こわい。


しかもアラサーになるときづく。
いやほんとはもっと早くに気づいてた。
まゆって大事ですよね。
きれいなまゆって顔立ちをきれいにするよね。
ああ眉こわい。


だから私はとにかく、
まゆをきれいにかけるようになりたい。
2012年の年間目標はそれにしようと本気で思っていたくらい、
まゆをきれいにかけるようになりたい。


しかしまゆの書き方って
いったいどうやって学べばいいのかね。
書き方というか、
もう根本的にお手入れの仕方ね。
ananとかに載ってるんかな。(載ってない)


それにしても私は、
例えば「まゆをきれいにかけるようになりたい」
といったような、
きれいになるための努力、みたいなのを、
いつもどこかでちょっと、
恥ずかしく思っちゃうようなところがあるんよね、
なんとなく。


なんでなんやろうね、
「美」にがつがつしてるのって恥ずかしい、
ってつい思っちゃう。


けどほんとは、
女性が美しくいようとする努力っていうのは、
ほんとにほんとにすばらしい。
美しくいようとする努力なんていうと大げさやけど、
お肌をきれいに保ちたい、
おでこにできたニキビを治したい、
おしゃれになりたい。
そういう気持ちって、やっぱり大切だ。
結局本気で「美」を追求する人は、
内面からも美しくなっていくもんね。


だから私はこれからは臆することなく、
きれいになりたいですと言って行きたいと思います。
いややっぱりちょっとうそ。
それは恥ずかしいので、
やっぱりまゆをきれいにかけるようになりたいです
に、とどめておきます。


ほんとかけるようになりたいなーきれいなまゆ。
教えてanan。